この文書は、新規および経験のあるライブラリー利用者の両方に向けられている。しかしながら、利用者は、shared_ptrやmake_shared(Boost.SmartPtr)、function(Boost.Function)といった一般的に使用されているBoostの要素に馴染みのある事が期待される。この文書の一部は、必要な場合、他のBoostライブラリーに言及する。
もしこれがこのライブラリーの最初の経験であるなら、ライブラリーの機能とアーキテクチャーに目を通すために、設計概要を読む事が推奨される。インストールとチュートリアルのセクションは、このライブラリーを試すための助けとなるだろう。チュートリアルは、ライブラリー機能の概要をサンプルコード例とともに示す。いくつかのチュートリアル手順は2つの形態、「基本」と「高度」によって示される。「基本」は典型的に、物事を行うのに最も一般的で簡単な方法が記述され、新規利用者に読まれることが推奨されている。「高度」は通常、同じ事を行うためでも、詳細な説明と追加のカスタマイズを行うための拡張された方法を示す。これはより経験のある利用者にとって有用で、一般的に、簡単な方法では要件が満たせない場合に読まれるべきである。
チュートリアルに加えて、詳細な機能の記述の章がある。これは、ライブラリーによって提供されるチュートリアルによって扱われなかった他のツールについて記述する。この章は、ケースバイケースで読むのが良い。
最後に、ライブラリーの構成要素について正式な記述を行うリファレンスがある。
この文書のコード片を単純に保つために、以下の名前空間のエイリアスが定義されているものと前提する:
namespace logging = boost::log; namespace sinks = boost::log::sinks; namespace src = boost::log::sources; namespace expr = boost::log::expressions; namespace attrs = boost::log::attributes; namespace keywords = boost::log::keywords;
No comments:
Post a Comment